旧統一教会から二百数十万円もする壺(原価は五千円程度)を買った母。 今でも大事に床の間に置かれている。 母は彼女が偽霊能者だと知った上で買っていた。 それが縁となって彼女は旧統一教会を脱会すると母は言っていた。 しばらくして彼女を見かけなくなった。 食口(献身信者)の先輩に聞くと、ものすごい売上げをあげてミムネ(神の国建設の教祖の思い)に貢献していたのに、急に売上げがなくなっていったという事だった。 これは死に神(マッポシの母)の手口(愛)に引っかかったと思った。 旧統一教会では、堕落論という罪の意識を強烈に植え付ける教えを中心として、先祖は韓国人に酷い事をしたので、その罪の償いとして先祖の財産と自らの人生を捧げなければ先祖は救われないとして、日本人にはよくある感情を利用して洗脳していく。 罪を教える韓国人教祖自身は、そのようにして人の人生を奪いながら、罪の意識がないところがポイントではあるが。