27年間かけて、愛を思い出す旅をしてきた。 これまで恋愛をして、 「これが愛だ」って信じたけど、 あとになって気づく。 それは、ほんとうの愛じゃなかった。 誰かの言葉や態度に、自分の価値を預けて、 “自分”を、ずっと置き去りにしていた。 だけど、ようやく思い出した。 ほんとうの愛は、誰かにもらうものじゃない。 自分の中にあるものだった。 そしてそれは、 未来へ、命へと、つながっていくものだった。 人はみんな、 自分だけの役割と、物語をもって生まれてきている。 これまでの選択は、 今日という“よろこび”のためにあった。 今日の選択は、 これからの“よろこび”を育てていくためにある。 たとえ私の命が終わっても、 その選択が、誰かの光になるかもしれない。 きっと、ご先祖様も、 この命のバトンを喜んでくれている。 今はまだ、愛がわからないと思っていても大丈夫。 思い出すタイミングは、きっと誰にでも訪れるから。 愛って、言葉を表すのは難しいけど、ここにあるんです。