2025-03-13 23:43
ジェルネイルをしてから、女性が日常的に受けるものとは比べ物にならないが、『観られる』という行為がどれほど不快なのか、少し実感するようになった。
・初めて会った程度の人
・職場で話すだけの関係性の人
といった異性にネイルを見られ、「ネイルいいですね」などと褒められることが増えた。
しかし、僕はそれに対して何も言えないし、毎回どう反応すればいいのか分からず、正直困る。
「ありがとうございます。」と回答するのも納得できない。
僕は決して異性受けのためにジェルネイルをしているわけではない。
ファッションの一環として、自己満足のためにやっているだけだから。
これは、女性が受ける『全くの赤の他人から自分の身体を性的にモノ化され、セックス・ポジティビティを侵害される』ものとは全く比べものにならないだろう。
しかし、自分の外見を意図しない形で「観られ」、それが他者の興味や評価の対象になることの不快感は、女性が日々感じているものと通じる部分があるのかもしれない。
自分のために美に気を遣っているのに、それが他人の「観て楽しみたい」という欲望のために利用される。
この現象に、強い違和感を覚える。