2025-03-14 01:34
会社員でありながら、なんとか調整して海外旅行に行こうとするよりも
「海外旅行に行かなくても楽しめる」というマインドを醸成したり
「そもそも海外旅行って楽しくなくね?」って考えに持っていく方が
何倍も何十倍も楽であってしまうことで、自ずとその方向に心が向いてしまうというのは、悪くはないものの少し虚しいことだと感じる
例えばドイツは新卒から最低でも年30日の有給消化が実質義務化されているし、そのうち2週間は連続して消化する権利が法律で保障されている。
もうその時点で「なんとか調整して」「同僚や上司の目を気にして」という文脈が存在していないのだ。
だから「そもそも海外なんか行く必要なくね」というマインドを無理に醸成させる必要もなければ「せっかく海外に行くんだから最高のモノにしないと」というプレッシャーも無くなる。
こんな仮説をいつか試せるときが果たして来るのだろうか
同じ地球なのに3倍も休みの数に差があるなんて不平等な世界だと思うからこそ、何が自分にとって幸せなのか改めて考えなければならない、と思いを巡らせること自体が既に不毛で愚かなことだと悟る