ヤクザ、、いや、薬剤師です。 薬局でまれにこんな方がいます。 「先生に話してきたから話はいいよ」 私達は薬を取り揃えて適当に話をしてると思われがちですが、本当は処方の答え合わせをしています。 本当に正しい薬を処方されてるのか？ →先生も医者とはいえ人間、間違えて違う薬を出すこともあります。 この患者は正しく薬を使えそうか？ →自分の常識が相手の常識とは限らない 薬は有効性のある毒物でごわす。 確かに先生の言うことさえ聞いていれば問題ありませんが、その薬、体にどう効いて、何と飲み合わせが悪くて、はたまた飲み合わせが良すぎて効きすぎて、どんな副作用が出て、飲み忘れた時はどうしたらいいのか、など全部説明できる人は話聞かなくてよいです。説明できなければ話を聞いてくれ。 ヤクザは家に帰る患者さんと話す最後の医療スタッフです。 ヤクザが間違えたら患者さんは間違えて薬を使います。 責任あります。 「ヤクザは薬を取り揃えるだけの時代」は終わりました わからないことがあれば存分に聞いてください。 あとから電話してこないでくれ。