楽しさは目の前にある 冒険を求め、 遠くへ旅することに あこがれる人は多い。 小説『アルケミスト』のように 。 だが気づいているだろうか。 実はそれが、目の前にあることを。 トレイルランナーも同じだ。 名高いレースや 絶景のコースにあこがれる。 確かにロマンがあって素晴らしい。 だが時には 立ち止まって 見渡してほしい。 近所の小さなトレイルを 朝焼けの中、 走る喜び。 ヘッドライトだけが照らす 夜明け前の森の息吹。 足元の小石が弾ける音。 風を切る感覚。 自分の呼吸と鼓動。 楽しさは探しに行く必要がない。 それはすでに あなたの周りに存在する。 要はそれに 気づけるか、どうか。 走ることは いつだって楽しい。 たとえ30分でも、 それに気づいた時、 あなたのトレイルは 無限に広がっていく。 LedlenserCrew