2025-03-15 04:52
今までも好きだった絵を、もっとずっと具体的な手触りを持って面白く見えるようになった時、嬉しさと重ね合わせに、これまでそう見れなかったのだから、これはやはりニッチな話なんだなってちょっと寂しくなった。わかる人にはわかるというのは、一面では励ましになる言葉だとしても、暗くて重いものを併せ持っている。それは価値を認められるかどうかということではなくて、同じ言語を話せる人が少ないことの寂しさ。習得しなくても分かち合えるこことそうでないことが、地続きになってる気がする。だから油断してて急に、私には埋めることのできない溝に出くわして孤立し、絶句するような。そこでまたさらに時間がかかる。