自己否定のクセは、幼少期からの環境が影響していることがあります。 私もそうでした。 成長する中で、周りの言葉や対応の意味を考えました。 「なぜ、あの人はあんな言い方をしたのだろう？」 「自分の何がいけなかったんだろう？」 でも、気づいたんです。 相手の思いと自分の思いは必ずしも同じではないから、その意味を考えても仕方がないということに。 相手の言葉の意味をいくら探しても、解決には至らず、余計にネガティブな気持ちが膨らんでいました。 それよりも、自分の気持ちにもっと目を向けることが大切でした。 もちろん、相手の気持ちも大切ですが、自分の心情ときちんと向き合えるようになってからは、気持ちが大きく揺さぶられることが少なくなりました。 「思考を変えよう」と言われても、どうすればいいのか分からないこともありますよね。 そんなときこそ、誰と一緒に時間を過ごすか、どんな環境で暮らすかということがとても大切だと感じています。