高校は制服がただただ可愛いだけの、いわゆるバカ学校に通っていた。思いっきり制服目当てで。 まあ元々頭も良くなかったんだけど…w 高3の現代文の授業の時、夏目漱石のこころに衝撃を受けた。 なんて暗い話をこんなキラキラした高校3年生に学ばせるんだと。笑 みんなろくに教科書読んでないから、先生から質問されてもだれも答えられない。 でも私は夢中で読んでもう結末まで知っていたから、 先生から当てられ、即回答。 「…なんだ！きちんと読んでる人もいるもんですね、マルです」 と珍しく嬉しそうな先生の顔を見て、 なんだか嬉しさと、申し訳なさの混ざったくすぐったい感情になったのを覚えてる。 そういえば高2の時の現代文も、芥川龍之介が好きな先生で解説がすごく面白くて 芥川龍之介って脳のつくりが凄すぎる…！って感動したっけ。 古文は漢文が面白くて大好きでレ点が出てくるとテンション上がったり。 あれからウン十年。 …やっと読書好きになったんだけど、 自分、読書好きなの気づくの遅くない？ 読書好きな人と繋がりたい