「こだわりは各人かく語りき」 肌を露出した写真は絶対撮らない。食べ物をぐちゃぐちゃにしてる写真は絶対撮らない。そう主張している人がいた。 何を撮るかはその人の好みで、自由。だから、そういう人もいるんだな。そんな面持ちで投稿を見ていたりする。 私はどちらも撮ってきた。どちらにしても細かくいうとこういうのは好きじゃないなってのはある。生々し過ぎたり、汚らし過ぎたり。そこの線引きは私の感覚になるのだけれど。 そんな私が絶対に撮らないとして心に決めて意固地になっているものがある。それは国際フォーラムで撮ること。未だかつて一度たりともポートレートで赴いたことはない。 理由は種々あれど突出しているのは「もうええでしょ。」撮らないと心に決めた当時はまだ地面師やってなかったけども。一言で言うならもうええでしょがしっくりくる。 どんな人がどんな人をどんな風に撮っても「あぁ、国際フォーラムね。」が真っ先に頭に浮かぶ。浮かんでしまう。それがモヤモヤする。だからあえて撮らない。そもそもあのロケーションに魅力を感じないってのもある。 カメラマン毎のこだわりをサイゼで豪遊しながら語らいたい。