2025-03-19 07:08
【つけ麺男の話①】
23歳の頃付き合ってた
32歳の男は、東京へ遊びに行き
つけ麺を食べた事で
世界の全てを知ってる気でいる
痛い奴だった
そんなつけ麺男は、何かの会話の度に
「キモw世界狭いわw
俺は、東京に行ってつけ麺を…」
が、18番だった
私は毎回
「キモっwって言ってるお前が
1番キモイよ!いい歳こいて
恥ずかしくないの?」と言ってたが
奴には笑って返された
ご飯を食べに行っても
「女がそんなに食べるとかキモっw」
仕事が休日出勤になると
「休日に仕事行くとかキモっw」
と何かにつけて
「キモっw」しか言えない
当時、一人暮らしだった私は
生活費とは別に、やりたい事
欲しい物はそれ専用で貯金して
貯まったら実行するって事をしていた
そんな私に対しても
「すぐに、やりたい事やれないとか
キモっw」と言っていた
そんなつけ麺男は、
32歳、実家暮らし
職業、親のカーテン屋手伝いだった