2025-03-20 00:35
仕事においても私的対人関係においても意識していること。それは他人を「人間」としても「動物的な生きた存在」としても見ること。「人間」として理性から話していることは、必ずしもその人の生身の存在としての潜在的本心を正確に表しているものとは限らないと、日頃から複眼的に見ている。
性差別なく多様性も尊重し「女性」と発言できる男性を常識人とみる女性でも、私生活で一個人としては「女よ、生き残りたいなら俺について来い」という風な男を心の中では求めていることが少なくない。
表だけからは分からない深層心理を的確に把握することが、仕事にも恋愛にも差となってくる。先んじて一方的にリスクを取り、時には素直になりきれない者を素直に変えてみたり、はたまた本人が気付いてすらいない新たな側面を自然な形で引き出してやるのが一部の男が黙って引き受けている役割。上司とかはその典型だし、ピエロや遊び人を装う男もいる。分からない奴には伝わらなくていい、自分のためにやっていると、静かに経験知を重ねているまで。