いくつもの古地図と文献を元に江戸時代後期の海野町・本町周辺地図を作成中。 後はくずし字で書かれた人名を解読し、チャラ金騒動の時の資料と突き合わせて商売を特定、それを地図に書き込めば完成。 江戸の地図は測量してない絵地図なのだけど、大正時代の地籍図をロゼッタストーンのように使う事で昭和以降の地図と同定比較ができるようになる。（大正と昭和の地図は作成済） 9割の人はこういう資料がある事を知らないし、残り1割の人も集めただけで満足してしまって、こういう地道な作業を誰もして来なかったので、江戸から現在までの定点比較ができる地図は私の知る限りこれが史上初。 #地誌研究