2025-03-20 13:35
佐々木朗希選手のこれからに期待。
昨日の朝、雪が降る東京の空を見上げ彼は何を思ったのでしょうか。
3.11、あの日も大船渡を含む岩手県の沿岸部には珍しく雪が舞っていました。
2時46分の大地震。約1時間後に押し寄せた大津波は、9歳の少年を突如として人生の岐路に立たせたのでした。ライフラインの途絶えたあの寒空の下で、小学生の彼は何を思ったのでしょう。
14年。
他人からしたら、容易には想像できないほどの困難があったでしょう。震災後、仮設住宅に身を寄せ、この先どうなるかもわからない未来に思いを馳せ、岩手県の片田舎でコツコツと努力を重ねたのです。
色々な人の助けを借りながらひたすら前を向き野球に正面から向きあってきた少年は、14年の時間を費やし遂に夢の舞台を掴んだのです。
先日は、フォアボールを出した挙げ句、押し出しまで献上してしまい本人としても不甲斐ない気持ちでいっぱいだったでしょう。ただその後、2つの三振を取り回を締めたのは流石だと思います。
デビュー戦、3イニング。
これからです。
あのしなやかな投球フォームで、百戦錬磨のメジャーリーガーをぶった斬る様を見届けたい🔥