2025-03-20 14:20
未だにアジア諸国に対して根拠のない優越感を抱いている人がいるようですが、一体いつになったら明治政府による洗脳から抜け出すことができるのでしょうか…。
外国人技能実習生に対するひどい差別や暴行の話が聞かれますが、実習生に暴力を振るう人たちの根底には、アジア諸国に対する優越感や蔑視があるのではないかと思います。
こうしたアジア蔑視に固執している人たちは、現在の経済成長が著しいアジアの姿を見えていないのかもしれません。(それとも、あえて見ないようにしているのでしょうか…)
これは、シンガポールの初代首相リー・クアンユー氏が、日本占領下の過酷な体験を綴った回顧録に記されている言葉だそうです。
「日本人は我々に対しても征服者として君臨し、英国よりも残忍で常軌を逸し、悪意に満ちていることを示した。
同じアジア人として我々は日本人に幻滅した。
日本人は、日本人より文明が低く民族的に劣ると見なしているアジア人と一緒に思われることを嫌っていたのである。
日本人は天照大神の子孫で、選ばれた民族であり遅れた中国人やインド人、マレー人と自分は違うと考えていたのである」 リー・クアンユー回顧録(上)