2024-08-22 22:33
胸が張り裂けそうになった話し。
高校3年生の冬、母親が家を出て行って急に父と2人暮らしをすることになった。
それまで何かあると仕事に逃げて家のことを何もしてこなかった父と、受験を目前に控えて家事も料理も大嫌いな私は、それでも2人でなんとか頑張って日々を過ごしていたと思う。あんまり覚えてない。
美味しくない料理を毎日作って変な顔をされたり、父親が毎日買い込んでくる菓子パンでぶくぶく太って肌もブツブツになったとかいう断片的な記憶はある。
結局受験に失敗して、浪人することになり予備校に行く費用のことで父親から高い高いと文句を言われたが、いまよく考えると離婚抗争でお金がなかったんだと思う。
田舎住みだったので毎日通学に片道1〜2時間かかり交通費のこととかもあったと思う。
予備校に行く間はご飯も作らずに済むし、思春期で苦手な父親と一緒にいなくても済むのでギリギリまで予備校にいて、お小遣いの5000円で足りるように夜は毎晩帰りの電車の中で菓子パンを齧った。
切り詰めたお金で少し都会の予備校周りで服を買ったりした。
→続
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