Threadser.net
數據
關鍵字
功能建議
Blog
Following
Threads
Change language
登入
串文
串文鏈結
2024-12-16 08:19
大切なことはすべてバーで学んだ。 僕がバーテンダーを始めたのはモテたかったから。 18歳。京都でのある日、女の子に振られて自暴自棄で、おまけにバイクで事故って鴨川の土手に落下した次の朝、レンタルビデオ屋で何の気なしに手に取ったトム・クルーズ主演の『カクテル』という映画が人生を変えました。 トム・クルーズに憧れてモテることしか考えていなかったあの頃、カウンターで皿洗いをして、カッコつけてグラスを磨いていた頃は、誰も僕を相手にしてくれませんでした。 おかしい。こんなはずじゃない。京都中の女を抱く気満々でバーテンダーになったのに、女性はおろか、おじさんにすら相手にされない日々でした。 それが悔しくて死ぬ気でお酒の勉強をして、技術を磨き、たまの休みも他のバーに行ってカクテルやウイスキー、接客を学びました。 気がつけばモテたいというよりも、立派なバーテンダーになりたいという気持ちが上回り、ある程度の知識と技術を得たころ、急に接客の手応えを感じたことを覚えています。 バーの中で異物のような存在であったのが、そのバーのひと要素になれたような、 ↓
讚
79
回覆
3
轉發
作者
yuta yuasa
valvedaikanyama
粉絲
3,191
串文
140+
讚
回覆
轉發
24小時粉絲增長
發文前
3,212
發文後24小時
3,223
變化
+11 (0.34%)
互動率
(讚 + 回覆 + 轉發) / 粉絲數
2.57%
回覆 (BETA)
最先回覆的內容
發文後
用戶
內容
幾秒內
yuta yuasa
valvedaikanyama
その空間に認められてようやくバーテンダーになれた瞬間でした。 この頃、お客さんや先輩バーテンダーから学んだことはとても大きかった。 親やお世話になった先生方にはもちろん心から感謝していますが、大人になってからはバーに育てられたといっても過言ではありません。 18歳から36歳という人生の半分、大切な時期にバーテンダーとして生きてきたことは、僕の考え方や生き方に大きく影響を与えました。 バーというのはある意味で閉鎖された空間です。 誰でも入れる場所はバーになりません。バーにおけるその見えない壁こそがただの酒場とバーの違いなのかもしれません。 そのある種のローカル感こそがコミュニティーを形成する要素になっています。 同じ重たい扉を開けた人たちの間には、不思議な連帯感のようなものが生まれます。 そこにいるバーテンダーもまた然り。バーという日常から隔絶された空間での同志としてサービスをしています。 バーにおいてバーテンダーとお客さんは対等な関係です。 お酒の知識を交換することもあれば、恋愛相談に乗るときもあり、小さな愚痴をこぼしたり、喜びを分かち合うこともあります。 ↓