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2025-01-06 08:26
でも実際には、ちゃんと定休日を作って、無理な営業をしなくてもお客さんはわかってくれるもので、売上が下がることはありません。むしろ上がったりもします。 毎日休まず、気合いと根性で営業していると、徐々にパフォーマンスが低下してくるのですが、やっている本人はそれに気が付かない。 目の前の売上を追いかけることに必死で、バーテンダーとしての質が落ちていく。これでは本末転倒です。 そんなこともあって数年前から定休日を設けて、それで売上が落ちないことがわかったので、その勢いで勇気を振り絞って年末年始を休みにしたのでした。 僕は旅好きなので、休みの日はほとんど旅行をしていました。 毎日東京のコンクリートジャングルで、蹴落とし合いや騙し合いをしながら働いていると、どうしても自然と触れ合いたくなる。よく花や草木に話しかけたりしてました。危ない。 その延長で、全ての仕事を辞めて、自然豊かな奈良に移住してきたわけです。 仕事を辞めて4ヶ月半が過ぎ、鹿と共にのほほんと無為徒食の日々を過ごしてきましたが、2025年はいよいよ本格的に始動します。 ↓
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yuta yuasa
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yuta yuasa
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何もしてない日々も悪くないなあ、とニートの才能を発揮しながらも、常に頭の片隅で次なる計画を考えていました。 周りからは 「奈良に来たんだから、ゆっくりこぢんまりしたバーをやったら?」 「代官山でやってきたことを奈良でやれば絶対成功するよ」 「お金あるんだからもう仕事しなくてもいいんじゃない?」 とまあ、それもいいなと思えるご提案をしていただいて、僕自身も「楽をしたい」という欲が芽生え始めていました。 「今の自分ができることをやって、最低限稼げればいい」 いや本当にそれでいいんだろうか、とミスチルくらい悩みまくって、コブクロくらい自問自答を繰り返しました。 自分が何者なのか。何ができるのか。 仕事をしていないぶん気の紛らわせようがなく、社会から隔絶されて、存在意義を失って、初めて気付いたことも多々ありました。 ハリボテの自信で、初動のパワーだけでここまで来たような。 それでも、ここまでやってこれたのは事実だし、背伸びしてたぶん筋力はつき、視界が広がっているのも確か。 ↓