2025-01-24 01:27
忘れられないこどもたち①
高校生のころ、学校で希望者を募りボランティアに行かせて頂く機会があった。
友人と3人だったかな、乳児院へ向かった。
※車を出してくれたのは、当時全国で2人しかいなかった男性の家庭科教師でした。
緊張しながら扉を開けると、4、5歳のこどもたちが一斉に駆け寄ってきた!
「抱っこして‼️」
初対面の、見ず知らずの私たちに抱っこを求めるこどもたち…
もうそれだけで胸がいっぱいになった。
しがみつくこどもたちをなだめつつ当日の予定を聞き、それぞれの役割をこなす。
洗濯物をたたんだり、こども用の小さな靴を洗ったり…
大してお役にも立てなかったが、時間まで頑張った。
ふとベビーベッドに目をやると、寝ていた赤ちゃんが目を覚まして腹ばいになっていた。
だれ…?
みたいな顔で私を見ていて、でも怖がるような雰囲気ではなく、どちらかというと興味深く見ているような感じだった。可愛かった。
あら〜起っきしたの?などと言いつつ職員さんを呼びに行った。
続く