家財道具を売って、彼女や友達にお金を借りて一命を取り留めましたが、明日食べるものが買えない状態。 幸いお米と味噌はストックがあったので、餓死することはありませんが、食事をしない日もあるし、1日の献立がお茶碗一杯の米と、お湯に味噌を溶いただけの真性味噌汁だけの日もありました。 たまに実入があると、そのほとんどは返済に充てて、その残りの端数の小銭を握りしめて、閉店間際のスーパーで、缶ビールを買うのが楽しみでした。 こうゆう質素すぎる暮らしは、何度も経験しているのでなんとも思わないし、なんなら少々の楽しみすらある。 でも周りに迷惑をかけてしまっていることは心苦しい。生きた気がしませんでした。 本当は代官山の店舗をすぐにでも再開したいところ。しかし、譲渡相手曰く「支払っていないことを知らない」らしく、不動産契約の譲渡を拒否して、今も堂々とお店をオープンしているはずです。 この間東京行って話したときは「必ず支払います。お店は撤退します」って言ってたのにな。人の言葉を信じすぎるのはよくない。 これはもはや「無知の無知」でもないですね。意識的もしくは無意識的な知の忘却。　↓