2025-03-15 11:22
15年前にフィンランドの保育現場の視察に行かせてもらった現役保育士です。日本との環境の違いに愕然とした1週間でした。日本はそもそも国土が狭い。あと対人数が多い。保育園の敷地自体狭いですから一つ一つの部屋も狭いです。園庭がないのも当たり前です。私の園は都下ですが23区なんてもっと狭い所はあると思います。そんな狭いトイレに子どもを2、3人一度に交換時間に入れればすぐいっぱいになります。これも対人数が多いため一対一で交換したいけど後の活動を考えると時間に余裕がない。子どもが成長してきたらそれこそ一対一でなんて時間がもったいないのです。保育士不足問題が根本に有りますし。でも子どもの自立を考えれば自分でできる事は自分でやってもらうという保育をしていれば、子どもがおむつを用意します。そんな時、おむつの柄が同じものを使っている子どもがいたらどうしますか?子どもを信じるだけだと必ず間違いが起きるものです。いつも同じ柄を使い続けるご家庭ばかりでもありません。日本の今の保育現場はもはやゆったりとした時間は流れていません。(うちだけ?)少しでも効率よくしたいのでおむつの名前は必要だと思います。