2025-02-10 07:31
「説明しなくてはそれがわからんというのは、つまり、どれだけ説明してもわからんということだ」
村上春樹さんの小説『1Q84』で、主人公・天吾の父が放ったセリフです。
この「説明しなければわからないことは、説明してもわからない」は村上春樹さんが尊敬する河合隼雄先生の信条でもありました。
村上春樹さんも河合隼雄先生もおそらくユングに影響を受けてこのような言葉を残していると思います。
僕がなんでそんなことを考えていたかというと、代官山の店舗譲渡の件で債務不履行があった上、譲渡先と連絡が取れなくなったことがきっかけでした。
そこで先日、僕は東京に行って、譲渡先が運営している代官山の店舗で状況確認をしてきました。
譲渡代金の支払いを拒否して、連絡も数ヶ月無視しながらも、当然のようにお店はオープンしていて、当事者がカウンターに立っていました。
全く悪びれるそぶりも、謝罪の言葉もなかったので、状況がわかっているのか尋ねたところ
「僕は何も知りません」
の一点張りで、支払いも連絡も無視している張本人なのに、何も知らないとはどういうことかわかりませんが、とりあえず現状の説明をしました。↓