2024-10-19 09:56
先日、久々に インバウンド客に向けた翻訳案件を手がけた。 主に外国人観光客への注意喚起だったのだが、 こういった案件で気をつけているのが 日本語の原文の直訳をしないこと。 例えば、日本語では 「お控えください」 「ご遠慮ください」 などの表現がよく使われるが、 外国、特に欧米諸国では これらの概念は存在しない。 「〇〇してもらっていいですか?」 に関しても、最終的な判断を 相手に委ねるようなこの表現は  何かを確実にやってほしい、 あるいはやってほしくないときは 使ってはマズい表現だ。 主な理由としては日本と違い、 欧米諸国で最も重んじられる価値観が 「個の自由」であり、 その個人が少しでも特定の行為、 例えば、「動物園なに外部からの 食品を持ち込むこと」に 抵抗を感じれば「お控えください」 などといった注意書きは無視されるからだ。 ↓
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中井ミリー|マルチリンガル通訳&映像翻訳者
mnk_communication
そのため、海外ではたいがい、 「禁止」 「〇〇してはならない・するな」 という文言になる。 そして、罰則がつく場合も めずらしくない。 とはいえ。 最終的にどのような表現にするのかは クライアントが決めることだ。 だから、原稿には必ず直訳と 推奨訳の両方をいれ、訳注をつける。 訳注で、なぜ推奨訳に至った経緯を説明し、 クライアントに判断材料を提供する、 といった形だ。 今の時代、言語を生業とするプロが AIに負けないためには 言語力は言わずもがな、 高いコミュニケーション能力と 徹底した顧客目線が必要だと思う。
2 小時內
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中原真由香
mayuka.nakahara
よくわかります。まさに同意見です。 中国人が多めですが外資系ホテルで働いたりもしたので、欧米人とも働いていて、下手ですが英語でも仕事してましたけど、外国人の方は「言ってることと望んでることの乖離」に対する抵抗感すごく強いと言うか。 外国の場合、察してもらうことはあるにはありますが、態度か言葉で「察してくれ」と明確に伝えるのですが、日本語での表現は「相手が察すること」を前提とするので、言葉の内容では伝わないし、察して欲しいかどうかは明示しない。なので、外国人には理解しようがありません。日本に長く住むと少しずつできる人もいますけど。 最近見た外国人と日本人のグループのYouTubeでも、「それは難しい」と言われた時、「でもやってみてよ」と当初は思ったと言ってましたし。「できない」の意味で「難しい」と言ったら外国人にはなかなか。 そこを踏まえての翻訳って大変ですよね。日本人側が禁止したいレベルかどうか文字情報だけでは判断つきにくいこともありますね。
4 小時內
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ivy’s
ivy_jbii
中国人にご遠慮願いますなんて通用しませんよね 同じ感じなんだし 禁止でいいとおもいます。
11 小時內
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アーチー グッドウィン
nisihigasit
職務上、外国の方と話す時も、婉曲な表現、遠回しな物言いは、却って相手を混乱させるだけと気をつけるようにしている。 それでも、在日歴の長い人は、直截な表現は当たりがキツ過ぎると反省しきり。 言葉選びは難しいが、どうすれば適切に伝えられるか考えるのも楽しい。
15 小時內
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森田雄次
sentianxiongci
空気を読んでくれってのは、同じ文化や思考の社会で無いと無意味なんですよね、暗黙のルールは余所者には分からないんですよ、 だからこそ、国際化がー、労働力がーってんなら、国が率先して、玉虫色の発言や文章、法律を無くして明文化しないと駄目なんですよねぇ

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